【具体的症状7】毎日が、空しくてつらい。興味がないし意味もない

症状

境界性人格障害(寛解中)の”ぴのこ(@border_bpd)”です。

周りのみんなは、どうして一生懸命になれるんだろう?

こんなに物事に対して冷めているのは、自分だけ?

色々あるっちゃあるけど、結局全部意味ないよね?(どうせ死ぬし)

このような、境界性パーソナリティ障害のつらい症状はありませんか?

ぴのこ
ぴのこ

はい!×100

この記事では、境界性人格障害の診断基準の7つ目の項目を取り上げます。

7.慢性的な空虚感

※DSM診断基準は 境界性人格障害(本人)ぴのこの半生を暴露←この記事に書いてあります。

 

わたしが幼少期からずっと感じていた、周囲との温度差。

まるで一人だけ皆と同じ世界を生きていないような、底なしの虚しさ。

ぴのこ
ぴのこ

いなくなりたくなる

境界性人格障害独特の「見捨てられ不安」や「白黒思考」と相まって希死念慮を高めがちなのが、この7つ目の症状かもしれません。

境界性人格障害歴、約20年。実際の私の症状を解説しました。

よろしければご覧ください。

すべてに「意味がない」と思ってしまう

生きててもしょうがないので、この世界に興味がない。

未来に興味がないので、もちろん政治にも興味がない。

ぴのこ
ぴのこ

もうどうでもいいんです

そんなことより、早く死にたい。

「死ぬことに命を燃やしている」とも言える、境界性人格障害あるあるのクレイジーな思考回路ですね。

見捨てられ不安から来る「こちらから、はしごを降ろす」行為で、周囲の人々がどんどん消えていきました。

コタさん
コタさん

そして誰もいなくなった

ぴのこ
ぴのこ

はい

「どうせ自分で壊しにいくんだったら、最初から人間関係など構築しなければよい」(見捨てられ不安時の思考回路)と考えて、最終的に一人ぼっちになっていく。

ただただ生きているのが途方もなく辛くてさみしくて、お酒と薬に逃げて何も見ないようにしていました。

出会い系で紛らわしていました↓

色々なことが空しすぎる結果、強烈な孤独を感じる

「明日死ぬ、明日死ぬから」と毎日言っている人間に、未来などないんです。

お祭りとか、年末年始とか日々の生活までの全てがなんだか「ごっこ遊び」に思える。

結局は”生きる”って、時間つぶしゲームのような気もするんですが、

希死念慮が激しすぎる”境界性人格障害MAX”の時は、すべてに対して「くだらねぇ!クソっ!クソクソッ!」と感じていました。

そして、そのごっこ遊びを楽しんでいる能天気な人間どもを煩わしく感じていました。

※先程から汚い言葉を使って申し訳ございません。

ぴのこ
ぴのこ

祭りとか、妨害してやろうかと

コタさん
コタさん

やめなさいよ・・

でも、最近は年齢ともに境界性人格障害も寛解に近づいているのでしょうか。

晴れた日に空を見上げて、「空が青いなァ、気持ちがいいなァ~」と感じるようになりました。

目標がない(自分がわからない)

「具体的症状3」の記事でも書きましたが、自分自身についてよくわからないのです。

現在地が不明なため、進むべき方向がわからない。

ぴのこ
ぴのこ

太っているか痩せているか、美しいか醜いかも不明なんです

よって夢中になれる物事がなく、ただただ空しい。

いたずらに時をやり過ごすしかなく、時間を浪費しているだけな気がする日々。

「日々を何事もなく生活する」、ただそれだけのことが、境界性人格障害の私にとっては非常に空しくてつらかったんですよね。

まとめ

今回の記事では、境界性人格障害の診断基準の7つ目の項目について「実際の私の症状」を書きました。

今はだいぶ改善してきましたが、20代の当時は何をやっても意味がないと感じてしまい生きているのが辛かったです。

当事者の方で「あ~わかる!」と、少しでも共感いただけた方がいらっしゃれば嬉しいです。

次回は、今回ご紹介した「慢性的な空虚感」についての対処法を書いてみる予定です。

では今日も一日、ご安全に!

☆彡あなたやあなたの大切な人の病気が少しでも良くなりますように☆彡

 

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