【カウンセリング103回目】境界性人格障害という病が作り出す幻想に惑わされるな

カウンセリングノート

境界性人格障害の”ぴのこ(@border_bpd)”です。

ぴのこの生い立ちはこちら↓

今日は新たな試みとして、カウンセリングノートを書きます。

もう100回以上行っているのに、毎回同じような事を繰り返している気がしますが。

後で見返したときに自分でも為になると思いましたので、ブログに記したいと思います。

境界性人格障害の治療として、カウンセリングを始めた時の話はこちら↓

【議題】2リットルのアイスクリームをめぐって、コタさんと揉めた

微熱があって、どうしても2リットルのアイスクリームを食べたかった。

昼間に近くのスーパーに買いに行ったけど、売っていなかったので食べることができなかった。

仕事から帰ってきたコタさんに「2リットルのアイスクリーム食べたい」と言ったら、コタさんに「冷凍庫に入らないから無理」といわれた。

その後の口論の中で、コタさんに「自分は被害者」と言われた。

ぴのこ
ぴのこ

ひどいよひどいよ

【ぴのこの頭の中】見捨てられ不安が炸裂

微熱がある人が「2リットルのアイスクリームを食べたい」「微熱を出しながらも自分で探しに行ったのに、売っていなかった」と言っているのに、どうして買ってきれくれないんだろう

私のことが嫌いだから、アイスクリームを買ってきてくれないに違いない。

熱がある人に対して、こんな仕打ちをしてくるとは、もう私の事が嫌になったんだろう。

ここまで一緒にいながら突然見捨てるとは、本当にひどい人間である

(戦いのゴングが鳴り響く)

ついにコタさんは手のひら返しをしてきたのかもしれない。しかも具合が悪い時に喧嘩売ってくるとは。これは先に攻撃せねば。

ぴのこ
ぴのこ

見捨てる前に見捨ててやろう

【ぴのこの境界性人格障害者的な行動】

コタさんを口汚く罵ったうえで、自分の顔を爪でひっかく、頭皮をむしる、頭を叩く

その後、床でジタバタした。

ぴのこ
ぴのこ

しかし、ODは防げたよね

【後日:コタさんに事情聴取】

2リットルのアイスクリームは冷凍庫に入れるスペースがないと、心から思った。

コタさん
コタさん

(ほんとにそれだけ)

【振り返り】また頭がイカれたが、ODはしなかった

相手(コタさん)もわたし(境界性人格障害)と同じように「賞賛⇔非難」を繰り返しているはずである、という思い込みから、

アイスクリームを買ってこないことを【自分への非難】⇒【相手からの攻撃】と受け止めてしまった。

ぴのこ
ぴのこ

見捨てたんやろ?

コタさん
コタさん

何故そうなる??

今までコタさんがしてきてくれたこと、いつもの優しさをすっかり忘れ、まるで天敵のように感じて、めちゃくちゃ殺気立ってしまった。

自分の強い感情と距離を置くこともできずに自傷してしまったのはよくなかったが、薬をたくさん飲むのは避けられた。

【カウンセラーより】感情に飲まれている自分を自覚しよう

今回の騒動に関して、担当カウンセラーのアドバイスを簡潔にまとめました。

境界性人格障害が作り出している「幻想」に気づきましょう。

 

相手が小石を投げてきたところに、ミサイルを撃ち込んでは北朝鮮になってしまいます。

 

また、精神的にまともな人間ほど、境界性人格障害本人の言動に対して「被害者」と感じるものと思うものでしょう。

 

引き続き、感情的になってしまった時は、一度冷静になるように試み続けましょう。

【まとめ】 次こそ、自分の頭のおかしさに気が付きたい

今回は、簡潔にカウンセリングの備忘を書いてみました。

やっぱり境界性人格障害は全然わたしの中にいて、つらいことが日々起こっていますが、諦めずにカウンセリング治療を続けたいと思います。

「精神的にまともな人ほど、BPDに対して”被害者(理不尽な扱いを受けている)”と感じるとのカウンセラーの考察には、なんだかハッとしてしまいました。

もし「境界性人格障害のカウンセリングってどんな感じ?何を話すの?」と疑問に思っている方の参考になれば幸いです。

☆彡あなたや、あなたの大切な人の病気が少しでも良くなりますように☆彡

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